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「すわ角の甘納豆」 グラフィックデザイン武山忠さんから

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昨年12月に本社の資料室から40年前、新聞広告を打ち出していた「すわ角の甘納豆」のスクラップブックが見つかった。あまりの新鮮さにびっくりした。
ブログで掲載したと電話をすると彼からメッセージが届いた。

スワカク諏訪社長様

1970年は大阪万博で、アポロ11号が持ち帰った月の石が展示され、ミニスカートが登場し、ビートルズが解散した年でした。

ある日、甘い匂いの香る年代物の密釜の中、職人達の手わざで豆が甘納豆に変わっていく様子を見ていました。
まるで芝居小屋にいるようで、飽くこともなく、作り人の動きに目を見張っていたものでした。
ひと粒ひと粒に手と時間をかけて、純な甘納豆が生まれる。僕達(社長と)はそれを「味の宝石」と呼びました。
宝石は、お茶のみ時、お葉漬けの脇に置かれて、紅白や善光寺さんの鐘を聞きながら次第に人々に可愛がられ、地域文化を含んだ広告が話題を呼びました。

スワカクのブランドへの熱い想いはこのひと粒の宝石作りから始まったのです。今、改めてこの広告に再会して、僕は諏訪社長に感謝しなければなりません。僕の広告作りの原点はここから生まれていることに誇りを持ちます。


この広告シリーズ制作の時を与えて下さってありがとう。

20100115・スタジオリバーハウス 武山 忠


※五段二分の一 すわ角の甘納豆 広告

※三段二分の一 すわ角の甘納豆 広告


武山 忠さんのこと・・・・・

家業の甘納豆製造卸にチーズの仕事と二束の草鞋を履き始めたころ、甘納豆の広告を打ち出した。

デザインは、長野商業高校時代の同期生、武山忠さんにお願いした。美術部に属して活動、彼の鋭い感性に驚きを感じていた。武蔵野美術大学グラフィック科に進学、卒業して長野に帰ってきた。

しばらくして、新鋭のデザイナー、カメラマンを含め、四名で「スタジオ ユニーク」を設立した。

すでに長野市の有名店の新聞広告は、「スタジオ ユニーク」が手がけていた。武山さんを訪ねて「すわ角の甘納豆」広告制作をお願いした。

昨年、しまいこんであった40年前の資料が、会社と自宅で見つかった。懐かしく想うと同時に広告を見ていると、現在、新聞に掲載しても、皆様にしっかりと見ていただける力強いデザインに改めて感心している。

1970年 ナチュラル・チーズの仕事が始まった

チーズの先行きは、全く分からない時代だった。シュレッドチーズが売れるようになってきたので、袋に貼るラベルのデザインを、武山さんにお願いした。

当時、「ナチュラルチーズを刻むこと」を、チョップする・・・と言っていたので、「チョップ チーズ」の名前でラベルが出来た。

すばらしい広告を製作していただき感謝しています。

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