
カマンベール「海苔巻き」

カマンベール「わさびしょう油」
一杯飲みながらのカマンベールの、海苔巻きが評判を呼んでいると聞いた。グルメの記事が今のように氾濫していない頃なので、知る人ぞ知る。大そうの量の缶入りカマンベールを届けていたが、まだまだ3個1,000円には当分の間ならなかった。その寿司屋の大将は、今はいない。
2001年雪印乳業の牛乳事件が世間を驚かせた。県下のほとんどのスーパーから雪印家庭向けナチュラルチーズの撤去が始まった。チーズには問題がなかったが、ブランドを許さなかった。しばらくして北海道の大樹工場の脱粉が原因と報道された。大樹の工場は雪印ナチュラルチーズの主力工場でカマンベールを作っている。致命的報道だったが、脱粉の管理問題であり、カマンベールの製造とは無縁であることも新聞では伝えていた。
長野県下で一軒のスーパーを除いて、その他のスーパーは、完全に雪印ブランドの家庭向けナチュラルチーズの取り扱いを中止した。ただ一軒のスーパーのバイヤーはナチュラルチーズの製造に問題はなかったことに理解を示し、社長の指示のもと売場から撤去することはしなかった。世間の風評は冷たい。撤去しないで売場に陳列をしていただくことに感謝を込め当社は雪印カマンベールの広告を作った。キャッチコピーは「お箸でチーズ」。手巻き寿司のカマンベールとお箸で摘まんだカマンベールをわさびしょう油で食べる提案広告だ。
平成13年4月21日の信濃毎日新聞に広告を掲載した。広告は信濃毎日新聞の第30回信毎広告賞、商業部門第一部の準優秀賞を受賞した。カマンベールを題材に「お箸でチーズ」のキャッチコピーは、そのまま商品のラベルになった。現在はオーストラリア産のクリームチーズに「和食deチーズ」と引き継がれスーパーで販売している。
ご愛顧いただいているお客様に心から感謝を申し上げます。




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